☆☆☆☆行事予定☆☆☆☆

2011年8月2日火曜日

先進地視察 パート3

昨日、駿河湾沖で震度5弱が・・・ニアミス??だったかな? (大汗;

本題です。

長田西連合自治会の自主防災の取り組みについて、片井様より
30分弱のプレゼンをして頂きました。

撮影したのですが、ボリュームMAX!じゃないと聞こえません・・・

で、下記の内容です。


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“災害に強い町づくり”
・各自治会(自主防災会)の持つ、地域の特殊性
似合わせた災害対応能力の向上
・住民個々の、災害への対応能力の向上(自助)
・住民による、助け合いの推進(共助)
・避難所に行かず、自宅で待機
・情報収集・伝達方法、手段の整備・確保

地域の概要
◎構成自主防災会数     40
◎管内世帯数   5,782世帯(未加入含)
◎管内人口   14,624人 (未加入含)
◎一時避難地        5ヶ所
◎避難所          4ヶ所
◎東西に国道1号線(約7km)が通り、西は藤枝市
(旧岡部町)に接している。
◎管内に孤立予想地位域あり。
◎高齢化率   25.8%
◎世帯数が、8戸の自治会から710戸の自治会

地域の特性
◎ 当長田西自治会自主防災会は、40自治会の自主防災会で構成され 
孤立予想地地域、工業団地、水害、土砂災害予想地域、住宅地域
農村地域等を含み、災害時には、各々異なる対応が求められている。
◎ 東海53次の20番目の宿場であり、静岡市2峠6宿の内の「宇津
谷峠」「丸子宿」が存在する。近年、国1バイパスの開通で交通事情が
改善し、山に挟まれた自然環境の残る他に、高齢者の施設等10ヶ所を
有する地域である。

組織
各単位自治会の防災委員、各種団体、連合自治会役員及び地域防災指
導委員で構成
災害発生時には、長田西小学校体育館会議所に本部を立ち上げる。
本部長は、連合自治会長が勤め、役員が本部員、各単位自治会の
防災委員、各種団体が避難、消火、給水、救出、救護、情報の各班
を構成
各単位自治会の防災委員、連合自治会役員及び地域防災指導員で
防災委員会を構成

活動内容
連合自主防災会と各単位自主防災会との役割について見直しを行
い、見直しした役割分担により訓練等を実施
・各単位自主防災会は、従来行なわれていた防災訓練(一部住
民参加による展示型)を、地域特性に合わせた訓練として実施
・連合自主防災会は、長田西地域の本部として、被災情報等の
情報収集、市との連絡、避難場・救援所の運営等の訓練を実施
すると共に、各単位自主防災会の活動支援の実施

各単位自主防災会の活動支援

1 各単位自主防災会の防災委員による防災講習会の実施(月1回)

行政、防災関係機関(自衛隊、消防、中電、NTT、ボランティア
協等)等の出前講座、災害時応急手当、トリアージ

2 各単位自主防災会への出前講座の実施
各単位自主防災会の集会施設で実施

出前講座の内容
◎阪神淡路大震災の実写ビデオ(静岡市所有)
◎地震のメカニズム
どんな所に、どのように発生するのか
◎東海地震について 
メカニズム、規模、切迫性と根拠
◎東海地震への対応  
行政、自主防、個人の対応と避難所、救護所
◎家の耐震、家具の固定の必要性
◎地震予知について
東海地震の予知、緊急地震速報について
◎中越地震の被害映像
家具、家の中、道路
◎津波について

連合自主防災の防災訓練
平成21年度
救援所を想定したトラアージ訓練、本部運営訓練
地域の医者、静岡徳州会病院の医師、静岡市消防鎌田出張
「災害・医療・まちづくり」メンバー、地域住民359人参加
を得て実施
平成22年度
避難所運営訓練、本部運営訓練
事前に、静岡市駿河区総務防災課防災担当及び、静岡中機管
理局職員の指導のもと、「HAG(避難所運営ゲーム)」を実施
12月5日の訓練では参加した住民に、「災害・医療・まち
づくり」の大村医師による災害時応急手当講習会を実施

今後の取り組み、課題
連合自主防災会の災害対応力の強化
1) 各単位自主防災会との連携(情報伝達)強化
・情報伝達の迅速・確実化を図る
・毎訓練に、本部運営訓練として実施
2) 避難所、避難地、救護所の開設。運営
・避難所運営訓練(HAG)、救援所運営実施訓練の繰り返し実施
・避難所運営者の確保
・地域内の関係団体との連携強化
3) 学校、行政(地域本部)関係者、医者等の関係強化
・本部運営訓練への参加要請
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